RoyalBlueDK ロイヤルコペンハーゲン等のデンマークの陶磁器 www.royalbluedk.com
ロイヤルコペンハーゲンの置物、フィギュリンの着色について
ロイヤルコペンハーゲンのウェルカムセンターには、フィギュリンの着色工程が分かるように、着色のステップごとのフィギュリンが展示されている。 モデルはロングセラーの名作Reading
Childrenであった。 色をつけてから、それを取り除くという、イヤープレートと同じ手法が用いられているようだ。 以下はそれから予想される着色の仕方である。

色がついていない状態

茶色をつける。顔料は粉状。
帽子まで色がついてしまっているが...

次に青色をつける。 鮮やかなコバルトブルーだ。

顔を書く。ここで赤いホッペをつけられていたのか....

白い部分の粉が取り払われた。帽子が白くなった。
腕に茶色がつけられている。薄い茶色は肌色なのか?
色の濃さは粉の量で決まるらしく、焼いてみないと薄いか濃いか分からないようだ。

釉薬をつけて焼いて出来上がり。
腕は肌色になっている。
全て手作業で色がつけられるので、同じ製品でも一つ一つ色のつけ方や濃さが異なっている。
同じ形を全く違う色に色付けする場合がある。例えば同じ形の熊ても白熊の場合と茶色の熊であったり、ストーンウェアであったりする。 通常色が付いているものが真っ白であったり、ブルーフルーテッドの模様が入っていたりする場合もある。アンダーグレーズ品とオーバーグレーズ品がある場合もある。


ブルーフルーテッドの熊 ストーンウェアの熊
Mary(561)の場合、ビングオーグレンダール時代は白い服だったが、ロイヤルコペンハーゲンに移管されてから白い服とともに青の服
のバージョンも出た。

青い服のマリー 白い服のマリー
Else(404)の場合には、ビングオーグレンダールの時代は逆に青い服だったが、最近は、白ベースに水色、
およびピンク色の服のバージョンも作られた。
技術的な進歩によ りアンダーグレーズで使える色も増えてきたようで赤、 ピンクが使われるようになり、新しいフィギュリンは頬がやや赤くなってき た。 一方、古いフィギュリン は、顔に全く色を入れていない場合がある。
新作フィギュリンだけでなく以前からあるフィギュリンも型のマイナーチェ
ンジで子供の顔つきが現代の人形のように明るくかわいらしくなってきて いる。
凡そ1990年以降の最近のフィギュリンは顔の目や口、まゆげをはっき りと描いてある傾向にある。目も大きく描かれている。
新作のフィギュリンのほうがかわいく、古いフィギュリンは暗いという人も いるだろうし、古いフィギュリンのほうが雰囲気がよく、新作フィギュリン
は派手すぎると思う人もいるだろう。

ビングオーグレンダール ロイヤルコペンハーゲン
1987年にロイヤルコペンハーゲンががB&Gを買収し、B&Gからロイヤルコペンハーゲンに多くのフィギュリンが移管された。形は全く変わらないが、着色の感じがやや異なる場合が多いようだ。 B&Gはやや色が薄めで、顔にあまり色を入れない傾向があるが、ロイヤルコペンハーゲンは、目や口を描き、頬をやや赤くする傾向がある。 特に最近のフィギュリンはこの傾向が強くなってきた。 上に述べたように、これはメーカーの違いと言うよりも、年代の違いと言えるかもしれない。
ロイヤルコペンハーゲンのフィギュリンでも古いフィギュリンは顔に濃い色は入っていない。

ビングオーグレンダール ロイヤルコペンハーゲン
奇行天使倶楽部というサイトにセキセイインコのロイヤルコペンハーゲンの製品とビングオーグレンダールの製品が示されていて、色の違いがよく分かる。
品番が分数の形になっている場合、分子はカラーコードであり、分母が型を示す。また、ロイヤルコペンハーゲンの新番号の場合、フィギュリンに記入されていない上四桁の品番が異なっている。青いドレスのElseは1023404で白いドレスのElseは1021404である。