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Knud Kyhn
「最初はペインターであったが、後にデザイナーになった。RCとB&G両方で働いた。初期にはTuxenの芸術学校、Karl Schrodersの工房で学んだ。 RCで働いたのは1903-1910年、1941-1932年、1936-1943年、1948-1978年、B&Gで働いたのは1908-1915年と1933-1935年である。最初は花瓶のペインターであった。二回目にRCで働いたときに、現在、良く知られている作品群を作製した。動物のフィギュリンの造り手として知られているが、中でも特にストーンウェアに非常に多くの作品を残した。 作品の題材は広範囲に渡っているが、彼の特徴的な作風によりすぐに彼のものと分かる。 120個のフィギュリンに彼のサインがなされている。 熊を最も得意としたが、犬、家畜、ファウヌス、鳥も作っていて、熊を含めた5つに彼の作品に分類される。」(Royal Copenhagen Porcelain Animals and Figurines Revised 2nd Edition)
ペインターからデザイナーになったのは、ストーンウェアに表現の場を見出したからではないだろうか。焼いてみないとどのような色あいが生じるか分からず、一つ一つ風合いの異なるブラウンの美しいグラデーションが生じるストーンウェアはペインターの技量の影響が少ないと思われる。ストーンウェアの自然な風合いに、行き詰ったペインターが出会い、それを活かそうとしてデザイナーに転向したというドラマがあったと考えられなくもない。
Kund Kyhnは、Dahl-Jensenらのように、リアルな描写力はないが、熊など力強さと迫力を感じる作品を作っている。ストーンウェアに向いていたのか、ストーンウェアの質感を重視してわざとそうしているのか分からないが、絶妙なコンビネーションである。そのため多くのフィギュリンを市場に出すことができた。