2018PDCワールドカップ・オブ・ダーツが2018/5/31〜6/3にドイツ、フランクフルトのアイスシュボルトハレで開催されます。32カ国が参加しています。ダーツのワールドカップは個性的ななかなか見られない選手を見ることができますし、国を背負ってでてくるためとても気合いが入っています。二人で出てくるのでお互いに励まし合いながら進む姿もよいです。思いがけない国が強いプレイヤーの国に勝つこともあります。特に、浅田プロと村松プロが日本代表で出場するので楽しみです。
開催場所のアイスシュボルトハレは直訳するとアイス・スポーツ・ホール、カーリング用やアイスホッケー用のスケートリンクなどいくつもスケートリンクがある立派なアイススケート施設で、ダーツをやるところには見えません。しかし、この施設、リンクの上に板を張って、アリーナにできるようでダンス競技なども開催されていました。
この大会についてはいつものようにPDCのページよりもウィキのページがわかりやすいと思います。2018 PDC World Cup of Darts
二人で1チームで、初戦は5/31から6/1で5先のダブルス、二回戦6/2、準々決勝6/3、準決勝6/3は4先のシングルスを2回で、引き分けたら4先のダブルスです。決勝6/3は3勝しなければならなくて4先のシングルス2回と4先のダブルス。それで決まらなければ4先のシングルスを逆の組み合わせで行います。
2017年と2016年の決勝は以下の通りです。
2017年の決勝はプライスとウェブスターのウェールズとバーニーとガーウェンのオランダ。
プライス 0 – 4 ガーウェン
ウェブスター 4 – 1 バーニー
ウェールズ 1 – 4 オランダ
プライス 2 – 4 バーニー
オランダ優勝
2016年 の決勝はテイラー、ルイスのイングランドとバーニー、ガーウェンのオランダ。
テイラー 4 – 3 ガーウェン
ルイス 3 – 4 バーニー
イングランド 2 – 4 オランダ
テイラー 4 -1 バーニー
ルイス 4 -1 ガーウェン
イングランド優勝
2018年は 出場国と出場選手は以下の通りです。よく知られていそうな注目選手を青字で書きました。
Scotland Peter Wright and Gary Anderson
United States Larry Butler and Darin Young
Denmark Per Laursen and Henrik Primdal
Brazil Diogo Portela and Bruno Rangel
オランダと並んで強いスコットランド。どこまでいけるか。安定のギャリーに、もしライトが絶好調なら無敵。
Austria Mensur Suljović and Zoran Lerchbacher
Japan Seigo Asada and Haruki Muramatsu
Italy Michel Furlani and Alessio Medaina
Canada John Part and Dawson Murschell
日本の初戦はオーストリア。Mensurは言わずとしれた名選手で、Zoranもこんなことやるから気をつけないと。
あとこれ忘れてはいけないやつ。橋本・村松ペアが元世界チャンピオンジョン・パートのカナダを下した2014年。
2015年も橋本・村松ペアが中国相手に5-0で初戦突破してます。
Wales Gerwyn Price and Jonny Clayton
Thailand Thanawat Gaweenuntawong and Attapol Eupakaree
Switzerland Alex Fehlmann and Andy Bless
China Momo Zhou and Zong Xiao Chen
モモゾーさんは女性です。2010年のロシアのアナスタシアさん以来の史上二人目のWorld Cupの女性選手です。中国初、アジア初です。
Australia Simon Whitlock and Kyle Anderson
Hong Kong Royden Lam and Ho-Yin Shek
Russia Boris Koltsov and Aleksandr Oreshkin
Spain Cristo Reyes and Toni Alcinas
個人的にはダークホースだったロシアとスペインが最初に当たってしまうのは残念。
2017年オーストラリアを下したロシア同じくBoris Koltsov と Aleksandr Oreshkin。最後のゲームショットで喜びが爆発、転げ回るが握手するときだけ平静を装うKoltsovさん。
スペインはこのレイエスとアルシナスペアが2016年PDC World Cupでイングランド相手に勝つのかと思えるほど善戦して負けたけどヒーロー扱いになって、勝者しか受けないインタビュー受けた。
England Rob Cross and Dave Chisnall
Czech Republic Karel Sedláček and Roman Benecky
New Zealand Cody Harris and Warren Parry
Singapore Paul Lim and Harith Lim
イングランドはいいコンビ。折れない粘り強さがある。
シンガポールはソフトダーツの人には気になるところか。
Belgium Kim Huybrechts and Dimitri Van den Bergh
Ireland William O’Connor and Steve Lennon
Greece John Michael and Veniamin Symeonidis
Finland Marko Kantele and Kim Viljanen
ベルギー強くなってきた。
Northern Ireland Daryl Gurney and Brendan Dolan
Poland Krzysztof Ratajski and Tytus Kanik
Sweden Daniel Larsson and Dennis Nilsson
Germany Max Hopp and Martin Schindler
北アイルランドも強い、ここを抜け出してオランダとどう戦うか。
若いときのブラッド・ピット似のドイツのMax Hoppも強くなってきた。
Netherlands Michael van Gerwen and Raymond van Barneveld
Gibraltar Dyson Parody and Justin Broton
Hungary Tamás Alexits and Nándor Bezzeg
South Africa Devon Petersen and Liam O’Brien
大本命のオランダ。ここと対戦できればありがたいぐらいの強さ。オランダと対戦して負けたと言えば誰でも納得。
あと、なんでフィリピンでてないのという素朴な疑問あり。
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