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アレンジのふざけた覚え方 60台

60から100までの40個のアレンジを覚えるだけで、ダーツの面白さが大きく広がります。60以下はシングルで40に合わせたり32に合わせたりするので、どこに投げるか困ることは少ないですが、61以上になるとトリプルとダブルの組み合わせになります。101以上は61から100までのアレンジがベースになりますので、60から100のアレンジを覚えることが基礎になります。これは「覚えるしかありません。」で終わろうと思いましたけど、ここがハードダーツの最大の障壁ですので私のダブルアウトの覚え方を書いておこうと思います。自分はここに書いたような書くのも恥ずかしいような語呂合わせで覚えて、最初は語呂合わせを思い出して、打つと言う感じでした。その場で理論的に数式で出すのは時間がかかりすぎ、例外もあるので実用的ではありませんでした。そのうち、語呂合わせは瞬間的に思い出せるようになり、今ではその語呂合わせは薄れて来て、語呂合わせを通過せずに思い出せるようになってきています。

覚えやすい覚え方は人それぞれなので、ふざけた語呂合わせを使わない覚え方も書いておきました。60台から始まって90台までそれぞれ書きました。

上手い人は「やってるうちに覚える」とよく言いますが、「最初から完璧に覚えないとハードダーツができないわけではありませんよ、とにかくやってみましょうよ。」ということを意味すると考えてよいです。確かにそのとおりです。やることにより、反省を繰り返して覚えていきます。モチベーションがなければ覚える気にはなりません。しかし、漫然とやりながら覚える形式では長い年月がかかります。来週のハードダーツトーナメントには絶対に間に合いません、これだけは確かです。試験勉強のように必死で覚えたというのはかっこ悪いですが、無理に覚えれば、やりながら覚えた人が1年かかったレベルに3日で到達できます。経験は追いつけませんけども、覚えてから経験すれば、知らないで試行錯誤するよりももっと深い経験ができるはずです。覚えると言う行為は、幸いなことに、ダーツを投げていなくても、いつでもどこでもできます。電車での移動時間や、寝る前に61からアレンジを繰り返し思い出すことで、記憶を強化できます。

一回スタンダードを覚えてしまえばそれからのバリエーションの考察も進みます。「2本持ちではどうするか」、「得意なトリプルやダブルは何か」、「相手の残りスコアは何か」、「隣にはずしたらどうなるか」、などいろいろ考えることはありますが、普通はこうなのに、それもあるのか、なるほどなと思えるのは、スタンダードがあってこそのことです。ここではスタンダードをWinmauのダーツボードなどについてくる、リチャード・アシュダウンさんのアレンジカードをベースとして考えます。

61 T15D8

無一(61)文でも行こう(15)一郎(16=D8)

無一文になっても前向きな一郎くんの話

動語呂合わせを使わない覚え方: いきなり直感的に捉えにくいアレンジ。61は数が小さいのでT19やT17など大きいトリプルを使うと一気に数が小さくなって、ダブルを失敗したときに悲惨なことになるので、小さめのトリプルを使うことになる。T17 D5は論外だし、T19 D2もすぐ2残になって結構厳しい。61が45+16に分解できてT15-D8になるのはなかなか覚えていないとでてこない。 覚えて置くと便利なのはトリプルの数字から4を引くと、ダブルの数字は6増えるということ。トリプルの3に4をかけると12、12を2で割ると6なのでダブルの数字は6増える。すなわち、T19-D2が思いついたら19から4を引くと15、2に6を足すと8になる。8ならなんとかなるのでT15 D8。 さらに拡張してT11 D14という考えもあり、二本持ちでシングルに外した場合にはブル狙いをすることもできる。 これを応用すると78はT18 D12からT14 D18へなどの変換や、逆にトリプルを4つ増やしてダブルを6減らす変換(74のT14 D16をT18 D10へ)もできる。 これは12がダブルの2とトリプルの3の公倍数だからこうなるが、6も公倍数なのでトリプルが2増減とダブルは3減増するという法則はできる。しかし、偶数のダブルの数字から3減ると奇数のダブルの数字になってしまうので間違いなくよいダブルの数字にはならない。

62 T10D16

無二(62)の友達(T10 32=D16)

語呂合わせ苦しいけれども、とも=とう=10 と覚えて だち=ダツー=さツー=32 と覚えておく。

61の語呂合わせと合わせて、無一文のでも行く一郎君は無二の友達

語呂合わせを使わない覚え方: 一桁目に2があるので32にならないかなと考えて30+32が思いつけばT10-D16を導き出せる。 最初の狙いがT10と低い数字だけれども、これの良さは書くと長くなるのでここでは省略。

63 T13D12

無罪さ(63 13 )西(24=D12)

彼がいうには西はあんな感じだけど無罪。西プロとは関係ありません。

語呂合わせを使わない覚え方: 一桁目に3があるのでT13狙いでS13に外しても50残と考えてよい。50残からはS18-D16、一本持ちならDB。

64 T16D8

虫(64)もいろ(16)いろ(16=D8)

蓼食う虫も好き好きと言いますから。

語呂合わせを使わない覚え方: 64は8の倍数なので8-16エリアを狙う。T16にはいったらD16。S16に入ったら48残なのでS16-D16で16を狙い続けられる。S8に入れば56残なのでS16-D20、T8に入ったら40残なのでD20。S8側に外れても良い数字が残る。

65 T19D4

婿(65)行く(19)の止(8= D4)める

でも、婿に行くのは止めたらしい。

語呂合わせを使わない覚え方: 65までくるとT19の57に近いので比較的65=57+8は出やすい。 そこでT19-D4。もとの数が小さいので大きいトリプルを狙うとどうしてもダブルの数が小さくなる。

66 T14D12

ムム(66)、一死(14)、二死(24=D12)

九回裏、あとワンナウトで終わりの局面まで追い込まれたが

語呂合わせを使わない覚え方: 6が二つならんで6の倍数であることは明白。ダブルも6の倍数になるので24か36。D12の24なら42が残るからT14-D12がでる。T10-D18もあるけど好きなほうで。

67 T17D8

虚(67)しいな(17)いろ(16=D8)いろあって

いろいろあって虚しくなることもある。

語呂合わせを使わない覚え方: 一桁目に7があるのでT17を狙ってS17でも50残。50残になったらS18-D16、一本持ちならDB。

68 T20D4

牢屋(68)に重役(20 8=D4)

悪いことしたんだねえ。

語呂合わせを使わない覚え方: 48はS16-D16で8-16エリアを使って上がりやすい数字と覚えておけば、T20狙ってS20になっても48がでて美味しいと思える。その考えてT20 D4へ。8残は小さいけど。

69 T19D6

シックスナイン(69)で行く(19)住人(12=D6)

説明略。どんな住人だよ。

語呂合わせを使わない覚え方:一の桁が9だから、T19狙ってS19で50残でもよしとすると考えてよい。12残はあまりよくないのでT15で24残にしてもよい。しかし、50残はS18で32が作れるし、1本持ちならDBを狙える。T15でS15になって54残だと36、40は作れても32は作れない。

他の数字の覚え方は以下のページに書いてありますのでご参照ください。

アレンジのふざけた覚え方 60台
アレンジの呆れた覚え方 70台
アレンジのバカバカしい覚え方80台
アレンジのくだらない覚え方90台
61〜98のアレンジのしょーもない覚え方まとめ

シングル外す人の40以下のアレンジ
シングル外す人の41から60までのアレンジ

カテゴリー: アレンジ

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